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床上移動(座位移動)動作 片麻痺の場合の方法

2009 年 11 月 7 日 土曜日

まず、片麻痺で座位移動動作を行う場合の姿勢ですが、
麻痺のない方の足を曲げて麻痺側の足の下(太ももや膝あたり)にすねや足関節がクロスするようにし、麻痺のない側の手を床についた姿勢から行います。
片麻痺の座位移動動作では、麻痺のない方の上肢と下肢を中心として体を下から持ち上げ、お尻を目的の方向へと滑らせて移動させます。
この場合の座位移動動作も3つの動作で移動することができます。
移動させるのは「お尻」「上肢」「下肢」です。
※ここでは頭の方への移動の方法を紹介します。
①麻痺のない方の足と手で下からお尻を持ち上げて頭側へ移動させます。
②手を後ろ(頭の方)について上肢を移動させます。
③麻痺側の下にある麻痺のない下肢を自分に引き寄せるようにして移動させます。
この動作を繰り返し行うことで床上移動ができます。
一般的に頭側への移動のほうがお尻が浮きやすいので移動しやすい方向になります。

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